あの握手会の日以来、まるで魔法にでもかかったように、あのひとのことが頭から離れない。
もちろんあのひとの存在は、すでに僕の生活の中心といっても過言ではないほど重要な位置を占めていたけれど、これまで遠くから眺めるだけだった彼女に名前を呼ばれ、手を握られてしまったことにより、彼女は僕の中で、手の届かない偶像から肉体を持つひとりの女性へと変貌を遂げてしまったようだった。
だからと言って、もしかしたら彼女と恋人同士になれるのではないかと、そんな期待を抱くほど僕は愚かじゃない。それでもつい――勘違いしてしまいそうになる。
だってあのひとは、僕のことを知っていた。客席にひしめく無数の観客の中で、僕に目を留めてくれていた。そして今は、名前すらも知っている。そんなことは、疑似恋愛を商品とするアイドルの常套句であり、きっと誰にでも言っているのだろうとわかっていても、つい願ってしまうのだ。僕の中であのひとが特別な存在であるように、僕もまた、あのひとにとって特別な存在だったらと。
僕が彼女の、運命の人であったなら、と。
「アルフォンス!論文の報告会、どうだった!?」
すっかり握手会の常連となった僕に向け、彼女は今日も目が痛むほどにまばゆい笑みを向けてくる。そして飛びつくように僕の手を取ると、小さな指と手のひらで、ぎゅっと握り込む。
「お陰様で、いい評価をもらえました。覚えててくれてありがとうございます」
「すげえじゃん!いいなあ、研究者。博士論文は大変そうだけどさ」
どうやら彼女は相当頭がいいらしく、僕が話した些細なことまでしっかり覚えてくれている。あれだけの人数と話しているのに、僕が宇宙物理学の博士課程にいることだけでなく、論文の定期報告会があると漏らしたことまで覚えているのだから、超人的な記憶力だと思う。
「今度さ、宇宙物理学のこと詳しく教えてくれよ。お前がどんなこと勉強してんのか、オレも知りたい!」
「え、ああ……。いいですけど、ここで話すには複雑すぎて……」
僕の懸念を肯定するように、後ろで「時間でーす!」という声が飛ぶ。いつもこうだ。伝えたいことは山ほどあったはずなのに、彼女の前に立つとすべて飛んで行ってしまって、すぐに終了時間が来てしまう。
「がんばれよ、アルフォンス!応援してるからな!がんばれよ!」
スタッフが僕の背を軽く押し、退場を促しているにもかかわらず、彼女は僕の手を掴んだまま話し続ける。ほとんどテーブルの上へ腹ばいになるくらいの姿勢になっても離さないものだから、最後の言葉に向けて了承の頷きを返すと、やっと安心したように指を解く。
手が離れてゆく瞬間。それはなによりも、彼女と僕の間にある現実の壁を思い起こさせてくる。ほんの数秒前までは手を握り合い、あのひとの意識のすべてを占領していたのに、結局それはビジネスの関係でしかないという現実を突きつけられる。それが切なくて、たまらない。
研究内容を知りたいという彼女の要望にどう応えようかと悩んだ結果、昔ながらの方法で手紙を書くことにした。彼女が物理学に精通しているとは考えにくいから、専門用語をできるだけ平易な言葉に置き換え、時にはインターネットで拾った子供向けの解説図まで貼り付けていたら、下手な研究報告書を書くよりも時間がかかってしまった。
我ながら、愚かだと思った。僕の研究内容を知りたいだなんて、あんなものはきっとただのリップサービスだろう。僕の手紙を受け取ったら、自分の言葉を鵜呑みにしてこんなものを仕上げてきた僕の愚かさに呆れ果て、ろくに読まずに捨てるのかもしれない。
せめてもと、最後の数枚に、彼女への感謝の言葉を綴ることにした。あなたにいつも元気をもらっていると。あなたを知ってから毎日が楽しいのだと。そして、あなたの健康と幸せを願っていると。決して重くなりすぎないよう、あくまでもひとりのファンとしての気持ちを書いたつもりだったが、何度読んでも客観的になれず、余計な期待が入り込んでいないかどうか自分では分からなかったため、恥ずかしさを振り払うように思い切ってポストへ投函した。
それから数週間後、塾講師のアルバイトが生徒の急な発熱でキャンセルになったため、街でいちばん大きな書店にふらりと立ち寄った。特になにが欲しかったわけでもなく、ただ宇宙物理学のコーナーに並ぶ本を眺めたくて足を運んだだけだった。
名だたる研究者たちが執筆した本の背表紙を眺め、まだ読んだことのない本を手に取りめくっていると、胸の中に研究への活力がふつふつと湧き上がってくる。僕もこんな風になりたい。いや、それ以上の、まだ誰も成し遂げたことのない研究成果を上げてみたい。そんな想いを抱きながら夢中でページを繰っていると、急に袖を引かれる感覚があった。突然のことに、わっと声を上げながら飛び上がると同時に、隣に誰かが立っていることに気が付いた。
子供だと思ったその人物は、人差し指一本を立て、しーっとたしなめるように沈黙を促す。混乱のまま手で口を覆いながら、改めてその人物をよく見た途端、僕は驚きのあまり呼吸を忘れた。
黒いキャスケット帽から流れ落ちる金色の長い髪。赤縁のサングラスにほとんど覆われてしまっている、あまりにも小さな顔。オーバーサイズのデニムのジャケットを羽織った身体には、シンプルな白のTシャツと黒のスカートを合わせただけだが、それでも明らかに洗練されたオーラを隠しきれていない。
「え、あ、……どうし、て……!?」
「しーっ!静かにしろ!誰かに見つかったらどうする!」
潜めた声で、まるで潜伏中のスパイみたいな言葉を吐きながら、そのひとは再び僕の袖を引く。
「紙とペン!」
「へ?」
「紙とペン!持ってんだろ!?出せ!」
わけがわからないまま、肩に下げるトートバッグから急いでノートを取り出し、力任せに一枚破く。同じくペンも取り出すと、彼女はまた潜めた声で「電話番号!」と言った。
「お前の電話番号!書け!早く!」
これではまるで、チンピラによる恐喝かなにかだ。どうして、と訊く余裕もないまま、僕は歪な形に切り取られたノートを手のひらに押しつけ、自分の電話番号を書き殴った。僕が書き終えたのを見計らって、そのひとはノートの切れ端を僕の手からひったくると、それを眺めてほんの一瞬、満足気にほほえんだ。
「内緒だぞ!わかってるな!?誰にも言うなよ!」
潜めた声のままでそう言い放ち、辺りをきょろきょろ見回すと、じゃあな、と手を挙げて走り去ってゆく。残された僕は、まるで竜巻にでも巻き込まれたような心地で、しばらくその場に立ちつくした。
あのひとは僕の電話番号を知って、一体どうするつもりなのだろう。
その晩、僕は放心状態のまま、ただひたすらに携帯電話を見つめていた。電話番号を知ってすることと言えば、基本的には電話をかけることか、テキストメッセージを送ることくらいだ。まさかあのひとから電話がかかってくるのだろうか。そう思うと夕飯もろくに喉を通らず、論文の続きを進める気にもなれなかった。
二十二時が過ぎ、二十三時が過ぎ、日付が変わるころになっても、携帯はうんともすんとも言わなかった。きっと、あれはほんのした気まぐれだったのだ。落胆とすこしばかりの安堵を胸で練り合わせながら、そろそろシャワーを浴びなければと立ち上がったとき、突然携帯がバイブレーションを響かせた。
「も、もしもしっ!?」
反射的に電話を取り、それから発信元の電話番号すら見ていなかったことに気がついた。しかし次の瞬間、電話口から流れてきたのは、決して聞き間違えるはずのない声だった。
「はは、びっくりしたぁ。お前、すごい勢いで出るんだもん」
電話口の相手は、溌溂とした声で笑い続ける。これは夢なのだろうか。まさか、どうして、こんなことが。
「遅くにごめんな。あのあと、事務所で打ち合わせがあってさ。もう寝てたか?」
いえ、と絞り出した声は掠れていて、いつのまにか喉が酷く乾いていたことに気が付いた。しかし飲み物も取りに行く余裕もないまま、ほとんど腰を抜かす形でその場にへたり込んだ。
「ごめんな、いきなりかけて。ちょっとお前と話してみたくてさ。でも、これはルール違反だから、黙っててくれると嬉しいんだけど……」
いつもの堂々とした姿とは違う、どこか不安げな声でそのひとは告げる。どうして、という疑問が頭から離れない。どうして。人気急上昇中のアイドルグループのエースが、どうして、僕なんかに。
「アルフォンス?聞こえてるか?」
突如として名前を呼ばれ、反射的に「はい!」と返事をする。そのあと続いた沈黙で、逸る鼓動をなんとか落ち着かせ、「誰にも言いません」と言葉を返した。
「ありがとな。助かる」
電話越しでも、はにかんでいるのが伝わる声だった。このひとが言ったとおり、これは重大な規約違反だろう。もしも世間に知られたら、彼女だけじゃなくグループも窮地に陥りかねない。プロ意識の高さで知られている彼女が、危険な綱渡りをする理由が、僕にはどうしてもわからない。
「この間は手紙、ありがとうな。お前の説明、すげえわかりやすかったし、読んでてワクワクした」
予期せぬ話題に、背筋が自然と伸びる。まさか本当に読んでくれるとは。遅れてきた実感に、胸が喜びの熱をまとってゆく。
「ロケットで宇宙に行きたいなんて、すげえよな!しかもそれを叶えるために、ちゃんと大学院まで行って勉強してるなんて。しかも飛び級だろ?オレさ、宇宙物理学のことがもっと知りたくて、今日本屋に行ったんだ。そしたらお前がいるんだもん」
きらめきを宿した声で、驚いたよなあ、と笑う。驚いたのは僕のほうだ。鉢合わせたことだけじゃない。僕の研究への興味なんて、ただのリップサービスだと思っていた。それなのに、あんなにも長ったらしい手紙を読んでくれただけじゃなく、さらに興味を持って、本まで探しに行こうとしてくれていたなんて。
「アルフォンス?聞いてるか?」
「え、あ、はいっ!」
緊張と喜びで、胸が破れそうなほどに心臓が跳ねている。落ち着け、落ち着け、と何度も自分に言い聞かせ、空いているほうの手を握りしめる。
「手紙、その……読んでくれてありがとうございます……。まさか本当に読んでもらえるなんて……」
「なんでだよ。話聞きたいって言ったのはオレじゃん。それとも、アイドルが物理学なんて、と思ったか?」
図星を突かれ、うっ、と呻き声が出そうになる。決してアイドルを馬鹿にしているわけではない。しかし一般的に、アイドルは歌って踊って愛嬌を振りまくことを生業にしており、そこに学歴は必要ない。大学に行っていないどころか、多忙のために高校も通信制でなんとか修了したという話もよく耳にする。
「舐めんなよ。こう見えてもオレ、学校の成績はすげえよかったんだぜ。特に理系科目?化学なんて、いっつも百点!」
え、と素直に驚きの声を漏らしてしまい、思わず手で口を覆う。意外にも程がある。地頭は相当いいだろうと思ってはいたが、理系科目が得意なタイプには見えなかった。
「で……でもあなたのプロフィール……得意な科目は体育って……」
「ああ、あれ?事務所の社長がそう書けって。がさつで頭は空っぽだけど、健康で元気なキャラでいろってさ。なんでも、男より勉強のできる女はモテないんだと」
意味わかんねえよな、とつぶやきながら笑う。その声にどこか自虐的な音を聞き取り、ちくりと胸が痛んだ。このひとに理想を押し付けて、アイドルなのだからこうだろうと勝手に想像していたのは、僕も同じだ。それが商売の一環だとしても、改めてアイドルという存在の背負うものに気付かされる。
「……ごめんなさい」
「なんでお前が謝るんだよ?てかお前、もう一年以上通ってんのに、全然敬語抜けないよな。お前くらいだよ。常連なのにずっと敬語で、オレの名前すら呼ばない奴」
本人はケラケラと笑っているが、こっちとしては穴があったら入りたいくらいだ。他のファンは彼女を気軽に「エド」などと呼んでいるが、そんな慣れ慣れしい呼び方はできない。かといって「さん」付けでは重すぎる気もして、いつも結局名前を避けて「あなた」と呼んでしまう。
「で、話戻るけど、本当はオレ、研究者になりたかったんだ。お前みたいに大学院に行って、毎日あーでもないこーでもないって実験して……」
「え、でも……ならどうしてアイドルになったんですか……?」
思わず投げかけてしまった質問に対し、ああ、と返された声のトーンが明らかに低く、ひやりと胸が冷たくなる。まずいことを訊いてしまっただろうか。撤回しようと口を開いたが、そのひとは「複雑なんだけどさあ」と先に言葉を続ける。
「オレが高校に上がってすぐ、母さんが病気で死んだんだよ。うち、親父はずっと昔に家を出て行ったし、親戚もいないから、所謂『身寄りのない子供』っていうのになっちゃってさ。で、公にはしてないけど、オレ、妹がいるんだよ」
「え、そうなんですか!?確かこの間、ラジオでひとりっ子だって……」
「内緒だぞ!妹はオレなんかの百倍可愛いからな!世間に見つかったら、有無を言わせず汚い芸能界に引き込まれちまう!絶対誰にも言うなよ!」
あなたの百倍可愛いなら、それはもう人間の域を超えているのではないか。そう突っ込みたかったが、口調がやけに真剣で、茶々を入れたら怒られそうだったため、ただ「誰にも言いません」と答えるに留めた。
「で、その妹が、オレより五つ下で、当時まだ小学生だったんだよ。身寄りのない子供って、施設に入れられるだろ?そんなところに入ったら、年齢差のあるオレたちは別の部屋に入れられるかもしれないし、気のやさしいあいつはいじめられるかもしれない。そんなのは絶対ごめんだから、いっそのこと身体でも売って稼ぐかと夜の街をほっつき歩いてたら、いまの事務所の奴にスカウトされて」
さらりと語ってみせるが、寒気のする話だ。もしこのひとに最初に声をかけていたのが、いかがわしい目的を持った人物だったとしたら、このひとは今ごろ裏社会で、人権すら与えられず玩具にされていたかもしれないのだ。
「んで社長に、アイドルやんねえかって言われて。最初は興味ないって言ったけど、売れたら稼げるって言うし、オレが稼げるようになるまで、オレと妹がふたりで暮らせるよう取り計らってくれるって言うからさ、ならやってみっかなって」
「……」
「実際、助かったよ。妹とふたりで住むマンションも借りてくれたし、オレたちの生活費や妹の学費も出してくれたし。まあオレは、レッスンやらなんやらで忙しくなって、高校も辞めちまったけど」
きっと事務所は、一目見てこのひとのスター性を見抜いたのだろう。絶対に手放したくないと、手厚い条件を餌にこのひとを釣ったのだ。そしてこのひとは、妹を守るためにそれを呑んだ。自らの夢を犠牲にして。
「つらく……なかったんですか……?」
「んー……どうかな。オレにとっては妹の幸せがいちばんで、それ以外はどうでもよかったし。まあ高校辞めたのがバレたときは、妹に散々怒られたけど」
全部、嘘だったのだ。このひとのプロフィールに書いてあった、幼少時から歌って踊ることが好きだったというのも、憧れの歌手のようになりたくてオーディションを受けたというのも。
「辞めたいですか、アイドル……?」
思わず口をついて出た問いに、彼女はしばらく沈黙する。答えづらい問いを投げかけてしまったことへの罪悪感もあったが、それ以上にこのひとの本心が知りたかった。
「わかんないな、もう」
やがて返ってきた答えは、ほろ苦い笑いを含んだものだった。
「事務所には感謝してるよ。それに、グループの子たちにも。オレみたいなのが後から入ってきて急にセンターになったのに、ちゃんと受け入れて、色々教えてくれてさ。きっと思うことはたくさんあっただろうに、それをオレにぶつけたりはしなかった。いい子たちだよ、ほんとに」
傍から見ていても仲のいいグループだと思えたが、それが演技ではなかったのだと知り、ファンとして素直な喜びが湧き上がる。しかし同時に、含みを残した彼女の言葉が気になり、黙って耳を傾け続ける。
「でも、だからこそよく思うよ。オレみたいなのがあそこにいていいのかなって。アイドルが好きで、アイドルになりたくてひたむきに頑張ってきた子たちの中に、オレなんかがいていいのかなって。オレのこと好きって言ってくれるファン……お前みたいな奴らのことも、みんな騙してるみたいだなって」
そんなことない、と言いたいのに、その慰めがなんの意味を成さないことに気付き、言葉を呑み込む。これはこのひとの気持ちの問題だ。僕たちファンがなにを言ったって、解決できることじゃない。
「でもさ、やるって決めたからには本気でやる。今はそれだけかな」
きっと、これが真実なのだろう。人々がこのひとに惹かれるのは、その美貌やスキルだけではなく、かわいらしいアイドルにはそぐわないほどのギラついた闘志を剥き出しにしてくるからだ。その熱さに、懸命に命を燃やす姿に、僕らは惹かれてならないのだ。その裏にあるのが、ただ有名になりたいという私欲ではなく、妹を守りたいという切実な想いだったのだと知り、すべてが腑に落ちるような気がした。
「もう切らないと。また明日も朝から撮影なんだ。本当はお前の話が聞きたかったのに、自分の話ばかりしちまった」
突然切り出された夢の終わりに、待って、と言葉が出そうになる。引き留めてはいけない。これは僕に主導権のあるやり取りではないのだから。
「ありがとうな、アルフォンス。しつこいけど、このことは誰にも内緒、な?今度はさ、お前の研究の話、聞かせてよ」
「はい。僕なんかで、よければ……」
「僕なんかって、お前がいいんだよ」
ほんとうに、ずるいひとだ。そんな想いを伝える暇もなく、そのひとは、おやすみ、とつぶやき、電話を切った。
上げっぱなしだった腕を下ろすと、携帯を握る指先がいつのまにか体温を失っていた。着信履歴に残る番号は非通知設定になっていて、やはり僕に主導権はないのだと思い知らされる。
「お前がいい、か……」
先ほど言われた言葉、きっとファンなら一度は夢見るであろう言葉を反芻し、壁に貼ったポスターへ視線を向ける。白い光が降り注ぐなか、淡い色の花や羽が散らばるシーツに横たわる、細い身体。フリルのたくさんついた赤い衣装に身を包み、長い髪をたゆたわせて、金色の瞳で僕を――空虚を、見る。
今の今まで言葉を交わしていたのがこのひとだなんて、いっそ残酷な幻みたいだ。彼女は誰にも話すなと繰り返したが、頼まれたって話す気はない。だってこれは、僕とこのひとだけの秘密。お金をどれだけ積まれても決して譲りはしない、僕だけの特権なのだから。
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